スラブリセットモルタルに使用している骨材の粒径は1~2㎜程度ですが、部分的な擦り付け施工は可能です。過去の実績では５㎜の薄層施工を行っています。この場合、下地コンクリートに水分を奪われないように十分に吸水させて、端部にはカッター等を入れ、フェザーエッジを避けることをお勧めします。
最大厚さは20㎝程度の厚さの実績があります。施工後の硬化反応熱による急激な発熱を回避するため、練上り温度15℃以下とし下地含めて高温環境での施工は避けてください。硬化した後は反応熱が収まる解放時まで、散水養生をお勧めします。